画像

すっぽんとスッポンモドキの違いは?

すっぽんは特徴的な顔や柔らかい甲羅など、ほかの亀とは大きく異なる姿をしていますが、「スッポンモドキ」と呼ばれるすっぽんによく似た亀も存在します。
ここでは、スッポンモドキについてお伝えします。

スッポンモドキの紹介
スッポンモドキ

スッポンモドキは主にオーストラリアを原産国とする種で、すっぽんとミドリガメを足して2で割ったような姿をしております。
また、鼻の形が豚に似ていることから「ブタバナガメ」と呼ばれることもあります。
近年では開発や水質汚染、乱獲により全体の個体数も減少しており、オーストラリア等一部の国では国内流通や輸出が制限されています。

ペットとしては…

見た目がかわいらしいこともあってか、以前日本ではペット用として数多く販売されていました。
しかし、スッポンモドキの飼育はペットの中でもかなり困難な方とされています。
スッポンモドキは皮膚がとても敏感で、水質が少しでも悪化してしまうとすぐに皮膚病にかかってしまうため、厳重な管理が必要です。
また、成長すると非常に大きくなり、大きな水槽を用意する必要があるため、多額の費用と場所の確保も必要となります。
日本では以前ペット用としてスッポンモドキが多数流通しましたが、現在では飼育が困難であることと輸出が制限されたことにより今ではスッポンモドキを飼っている方はほとんど見受けられなくなりました。

すっぽんとの違い
すっぽん

すっぽんとスッポンモドキの違う点はいくつかあります。
まず甲羅ですが、すっぽんの甲羅は柔らかいのに対しスッポンモドキのは硬いものになっております。
また足の形状もすっぽんの足は河童のような形になっているのに対しスッポンモドキの足はウミガメに近い形になっています。
生活様式も違いがあり、すっぽんは陸に上がることがありますが、スッポンモドキは陸に上がることはほとんどありません。

すっぽんもスッポンモドキも食べることはできますが、スッポンモドキのほうは味も栄養もすっぽんに劣るといわれています。
そのため、スッポンモドキのほうはすっぽんのような大規模な養殖は行われておらず、また個体数も激減しているため、現在では口にすることは難しいです。

まとめ

スッポンモドキの紹介とすっぽんとの違いを見てきました。
スッポンモドキはすっぽんと比べると食用として出回ることもなく、また個体数が少なく飼育も困難なことからペットとしても飼うことがあまりなくなってしまったのであまり身近な動物であるとは言えないかもしれません。
しかし、外見のかわいらしさなど、スッポンモドキにも魅力はたくさんあります。水族館などでは展示しているので機会があればぜひ一度見てみて下さい。